2020年4月の輸出台数はコロナの影響で例年の半分まで落ち込みました。

輸出統計

前年同月比49%と過去に例のない落ち込み

世界各国でLock Downが行われ始めたのが3月の中旬で3月末にはどこの輸出会社も仕入れを止め始めました。しかし既に仕入れた車両について3月同様可能な限り4月船にBookingして出荷させたため出荷台数は落ち込みましたが例年の半分は出荷できたようです。

2019年4月の輸出台数は121,547台に対して2020年4月の輸出台数は59,849台と半減。月間輸出台数60,000台は2010年頃の水準です。コロナによって一時的ですが中古車輸出業界の10年が消えてしましました。

5月の輸出台数は更に悪化の見込

国別に輸出台数を見てくとロシア、スリランカ、ウガンダを除く全ての上位グループが前年比マイナスになっています。4月はオークション会場に人の姿がありませんでしたの5月の出荷台数は間違いなく今回より落ち込みます。

前年比は1月から4月までの累計比になるので4月が大幅に落ち込んでも1月から3月までの輸出台数が好調ですと前年比がプラスになってしまいます。4月の減少幅を確かめるには対象国の輸出台数をご確認ください。

国別に輸出台数を見てくとロシア、スリランカ除く全ての上位グループが前年比マイナスになっています。4月はオークション会場に人の姿がありませんでしたの5月の出荷台数は間違いなく今回より落ち込むでしょう。

ロシアは4月の時点ではコロナの感染者が他国に比べて多くなかったため例年通りの出荷になったようです

スリランカは4月だけを見れば輸出台数は339台と2019年4月の1/10でした。