中古車輸出ビジネスを起業するのに最低限必要なもの

中古車輸出の基礎知識

中古車を販売するのに絶対必要となるものは古物商許可証です。これが無いと中古商品を売買できませんので絶対取得して下さい。許可証を取得したら次は中古車の仕入れです。仕入れルートは様々ありますが効率が一番良いのはオークションからの仕入れですので免許の次は中古車オークションの会員になりましょう。

古物商許可証の取り方

古物商許可を取得するには代行業者に丸投げするか自身でやるかのどちらかになります。

丸投げは行政書士にお願いすれば数万円で取得できますので説明することもないですね。ここでは自身で取得する方法を説明していきます。

古物商許可証の取得申請をどこで行うか?

古物商許可証の申請は、営業所を管轄している警察署(公安委員会)に対して行います。申請手数料は19,000円で許可証の交付まで概ね40日です。

許可申請に必要な書類は?

  • 古物商許可申請書一式
  • 略歴書(最近5年のもの)
  • 本籍記載の住民票(外国人の場合は国籍等記載)
  • 身分証明書(本籍地の市町村役場で取得)
  • 誓約書
  • 営業所の賃貸借契約書のコピー(自社ビル、持ち家以外の場合)
  • 駐車場等保管場所の賃貸借契約書のコピー
  • URLの使用権原疎明資料(WEBサイトで古物を販売する場合に必要)

法人許可申請の場合は次も必要になります。

  • 登記事項証明書 (登記簿の謄本)
  • 定款

書類を警察署に提出することで許可証が取得できるのでハードルはあまり高くありませんね。

中古車オークションの会員になるには

中古車オークションは全国各地大小様々の規模で毎日運営されてます。運営会社も複数ありますのでどこのオークション会員になるか悩むところです。資金に余裕があれば全てのオークションの会員になるのが望ましいですがここではお薦めのオークション運営会社を紹介します。

お薦めのオークション運営会社

USSオークション

日本の中古車オークション市場で圧倒的シェアを誇る運営会社です。全国19カ所に会場があり出品台数は年間290万台です。

ホーム | USS
全国どこからでも参加できる、利便性の高い、日本最大規模の中古車オークションを提供しているUSSのトップページです。

JUオークション

国土交通省や経済産業省から認可を受けている中古自動車販売商工組合が開催するオークションです。全国に支部がありますのでお住まいの地域の支部で参加できます。

JUグループ|一般社団法人 日本中古自動車販売協会連合会
全国に広がるJUのネットワーク。各都道府県のJUの一覧です。

TAAオークション

トヨタ系列のオークションです。

株式会社トヨタユーゼック
株式会社トヨタユーゼックの企業情報サイト。トヨタユーゼックは日本におけるAA(オートオークション)のパイオニア。全国各地のAA会場の運営、ネットによるオークションサービス、一般向けの中古車買い取り・販売を担うトヨタグループの企業です。

CAAオークション

https://caanet.jp/

ホンダオークション

ホンダオートオークション
ホンダユーテックは、Hondaの中古車をお客様へお届けするU-Selectの運営とHondaディーラー出品車のみを取り扱うオークションを運営するHonda中古車の専門家です。

入会条件はどこの運営会社も似たようなもので下記の通りです。

  • 古物商許可証を受けてから1年以上を経過していること
  • 常設の展示場と事務所を有し、営業活動をされていること
  • 連帯保証人をご用意いただけること

古物商許可証を取得してから1年経たないと入会できないのはヤル気を無くすね

古物商許可書を取得して直ぐにでもオークションから車を購入したいならインターネットオークション会社に入会登録して車を購入する方法があります。

入会するとインターネットを介してオークションに参加できますが車を置いている会場には出入りができないために車の状態を自分で確認できないデメリットがあります。

お薦めのインターネットオークション会社

アイオーク

全国109の接続会場で車の売り買いができ車両の運搬から輸出手配もサポートしてくれます。

403 Forbidden

オートサーバ

入会金・月会費が無料で入会できます。

「ASNET(エーエスネット)」の運営会社|AUTO SERVER 株式会社オートサーバー
日本最大級の中古車流通プラットフォーム「ASNET(エーエスネット)」を運営している株式会社オートサーバー(AUTO SERVER)です。業者間の中古車の仕入・売却や小売サポートなど自動車販売事業者様を支援いたします。

中古車輸出ビジネスを始めるのに高いハードルはありません。

将来起業を考えているならまずは古物商許可証取得から始めてみましょう。