初年度登録年と製造年

中古車輸出の基礎知識

車を海外に輸出する際に気を付けなければいけない車両年式!!

なぜ車両の年式を注意する必要があるのかと言うと、国によってルールは様々ですが輸入できる車を年式で制限している国が多いからです。

例えば下記の国では輸入できる車を年式で制限をかけています。

初年度登録年が基準

  • スリランカ
  • マレーシア
  • コンゴ民主共和国
  • ケニア
  • ブルンジ
  • モーリシャス
  • パプアニューギニア
  • サモア
  • バハマ
  • ドミニカ共和国
  • グアテマラ
  • ロシア
  • パラグアイ
  • キプロス

製造年が基準

  • パキスタン
  • バングラデシュ
  • シンガポール
  • ナミビア
  • ウガンダ
  • フィジー
  • バルバドス
  • ジャマイカ
  • トリニダード・トバゴ
  • ガイアナ
  • スリナム
  • カナダ
  • アメリカ

あれ?基準になっている年式が初年度登録年と製造年の2つありますね。

これポイントなんで覚えていてください。

初年度登録年と製造年は、ほとんどの車が同じ年度なんですが2つある以上それぞれ意味があります。

初年度登録年

運輸支局に初めて登録申請して受理された年月のことで、車検証に記載されています。

製造年

文字通り車両が製造された年です。

シートベルトの根元に西暦で記載されているので引っ張れば簡単に確認できます。

通常は車の年式を聞かれたら車検書に記載された初年度登録年が頭に浮かぶと思いますが車を輸出する際は製造年も気にするようにしてください

ディーラーの展示車両などを製造年と初年度登録年が違う場合が多いです。

1月登録の車両なんかも製造年とズレていることがあります。

一年違うだけで年式規制に引っかかるので気を付けましょう。